パソコンのデータベースとは1

パソコンは色々なことができます。それ故パソコンは私たちの生活において、既に必要不可欠な存在になっているのです。さて数あるパソコンの仕事の中でも、パソコンが最も得意とするもので、かつ重要な仕事とは何でしょうか。それは大量のデータを一度に保存、処理できることです。このように言うと皆さんの中にはぴんと来ない人もいるかもしれないのでわかりやすく具体的に説明することにしましょう。例えば会社の仕事に関する書類だと、それを紙で保管していると、それだけでかなりの量、重さとなり場所を取ってしまいます。同じように他人の名刺もそのままの形で保管していると段々量が増えてきて整理が大変になってきます。ですが、それらの書類や名刺をパソコンの中のデータとして保管しておくと、書類や名刺が幾ら増えてもパソコンの中のデータとして増えるだけで、「物」として実際に増えていくわけではありません。物として増えていけば段々と整理や持ち運びが困難になってきますが、パソコンの中のデータとして保管しておけば、データが増えてもパソコンそのものの重さが増えるわけではありません。それならば例えば出張の時などにも、たくさんのファイルや名刺等を持って移動するといった苦労をすることはありません。ノートパソコン1台を持って移動するだけでいいのです。このようなデータの保管、処理がパソコンの最大の強みに一つです。数あるデータの中でも、名刺や名簿のようなカードや、表のような形をしたデータを扱うことが得意なソフトが、データベースと呼ばれるソフトです。データベースと言う言葉は恐らく多くの人が聞いたことがあるのではないかと思います。ですがデータベースと聞いても、データベースって一体何?といった疑問に瞬時に答えられる人はそれほど多くないのでは、と思います。ですから、パソコンのデータベースに関して、簡単に説明したいと思います。
データベースのデータが、例えばワープロのデータと根本的に異なるところは、データの形式がはっきりしているところです。具体的にはデータベースの場合一つ一つのデータが短くなっています。例えば皆さんが持ち歩いている名刺を想像してみてください。名刺には大体個人の名前の他に、会社名、会社における肩書き、会社の住所、電話番号、FAX番号、それにEメールアドレスやホームページアドレスが書かれていることが普通です。こうした種類のデータがあり、それぞれのデータの長さも概ね一定です。他にも本の書誌データ、店舗における販売品のデータ、病院の患者のデータなど等、一定の形式を持ったデータなら全てデータベースの形で保管することができます。
現在は情報社会と呼ばれています。この情報社会に意味は単に世の中にたくさんの情報が

溢れていることを指すのではないと思います。個人が必要とする情報を如何に取捨選択して、上手に活用するかが肝心だと思います。そのためにはある程度条件を絞ったデータを貯めておいて必要に応じて取り出すことですが、そのデータが上手に整理されておらずいざと言うときに取り出せないのでは全く意味を成しません。パソコンのデータベースとは、こうした情報社会で上手く生活していく、そのために必要で欠かせない情報の整理、保管を手助けしてくれるものだと考えてよいでしょう。