パソコンのデータベースとは2

数あるパソコンの仕事の中で最も重要なものの一つがデータベースであると説明しました。情報をいくつかの項目毎に整理し、数ある情報の中から必要なときに必要な情報を取り出す、肝心なときにすぐにそれができるようにしておくためにデータベースを充実させておくのであって、それこそがデータベースの存在価値なのです。例えば顧客のデータをデータベースに整理しておいて、ある製品を販売するときにどこのどんな顧客をターゲットとして販売するのか、それを決定するためにデータベースのデータを活用するわけです。
もし顧客のデータを紙のファイルに持っていたなら、その中から新製品の顧客に相応しいデータをターゲットを絞って、ふるいにかけて探し出すのは非常に困難な作業になります。その分パソコンの中のデータならばすぐに探し出すことができます。
かように便利なパソコンのデータベースですが、但しデータベースにするならば、相応の数のデータが無ければ成り立ちません。例えばせいぜい20、30件程度の顧客リストをデータベース化したところで、たいした変化は無いでしょう。検索をかけてやっと欲しい顧客のデータが取り出せる、といった量のデータで無い限り、パソコンのデータベースの価値が伺えませんし、それほどの量が無ければ、パソコンのデータベースにする意味がないでしょう。データベースの中のデータが多ければ多いほど、パソコンのデータベースの優位性がより発揮されることになります。
こうしたデータベースでは、欲しいデータの検索機能のほか、データの並び替えや絞り込んだデータの出力ができます。また検索やソート機能を使うと、データを色々な側面か眺め、検討を加えることができます。例えば映画のデータベースを作ったとしたら、例えば特定の国の映画、特定の監督、出演者の映画、或いは製作年度といった異なる尺度で該当の映画を検出することができます。またデータベースの魅力はこうした整理、検索の便利さのみに寄るところではありません。例えばある基準に基づいてデータを整理、分析していると思わぬ面白い発見があるかもしれません。ここのところが、データベースのプラスアルファの長所であり、魅力でしょう。

またたいていのパソコンのデータベースソフトでは、単にデータの整理、検索だけではなく、例えばデータを整理して表の形で印刷したり、タックシールへの印刷や葉書の宛名印字ができるようになっています。データベースのみならず、データベースの周辺機能と言うべき機能にも改良が重なられ、いっそう便利になっています。