ウインドウズ新機能エアロ

皆さんは「エアロ」についてご存知ですか。最近よく耳にするこの「エアロ」ですが、それが一体何かを正確に説明できる人は、そうは多くないのでは、と思います。このエアロは英語ではAEROと書きます。このエアロとはウインドウズの新しいバージョン、ウインドウズビスタにおける表示機能の一つです。エアロとは最新の表示機能なのですが、それまでとはどこが異なるのでしょうか。
仕事で文書を作ったりする場合、いくつものウインドウズを同時に開いて、同時進行でいくつものウインドウを見ながら行ったりします。しかし従来の機能だと、そこからまたデスクトップを開きたいという場合、ウインドウを一つ一つ操作して閉じたりしなければなりませんでした。これだと非常に煩わしく感じられます。この状態でデスクトップを表示させるには例えばタスクバーを右クリックして「デスクトップの表示」を選択するという方法もあります。ですがウインドウをたくさん開いている場合、タスクバーに空きがなくなってしまい、クリックできなくなります。こうして不便な思いをした経験のある人も少なくないのではないでしょうか。

こうした不便さを解消する新機能エアロは、画面の枠やメニューを半透明の効果で表示します。喩えるなら画面にガラスのようなスクリーンが掛かっているとでもいいましょうか。これだとデスクトップに戻りたいときに、いちいちウインドウを閉じたりする必要はありません。透けて向こうが見える格好になりますから、操作が非常に便利になります。このエアロはホームベーシック以外のビスタで使えます。またWindows7にはエアロ・シエイクと呼ばれる機能があります。これはアクティブにしたいウィンドウだけをマウスを使って「ぷるぷる」といった感じでシェイクすると、他のウインドウが消えて(実際には最小化されるわけですが)、もう一度シェイクすると元に戻ります。実際にやってみれば、その便利さを実感できます。
振り返れば初めてウインドウズが登場したのはほんの20数年前の1986年。以来ウインドウズはパソコンとは切っても切れない存在として発展してきました。また何度もバージョンアップを重ね、またその都度ユーザーの立場に立って新機能を増やし、同時に便利さを高めてきました。その中には些細だと思われる内容もあります。今回のエアロも然りと思いますが、これが言わばウインドウズのユーザーに対する「痒い所に手が届く」的なサービスであり、気配りなのではないでしょうか。そしてこのことが現在でも世界中でウインドウズが高く支持されている大きな要因だと思います。常にユーザーの側に立ってバージョンアップを続けてきたウインドウズですが、今度はどんな新しいバージョンを打ち出してくるのでしょか。いまから楽しみです。